【男子必見】女子の生理痛について~理解して気遣いを~

こんにちは。たかとです。

今回は生理についてです。男性に向けて簡単に説明していきます。

結論は優しくしてあげてくださいということです。男を見せるポイントです!

月経(生理)とは?

生理は子宮のクリーニングです。

子宮内には内膜という受精卵が着床する部位があります。ここは受精卵にとってのベッドです。

月経周期とは

  • ベッドの基盤を作る時期
  • ベッドをふかふかにして受精卵を迎え入れる時期
  • ベッドを新しくするためベッドが壊れる時期(いわゆる生理)

の三つの時期に分かれます。

この時期はホルモンにより起こっており

  • ベッドを作る時期 → エストロゲン
  • ベッドをふかふかにする時期 → プロゲステロン
  • ベッドが壊れる時期 → 両ホルモンが減少

となっています。

これらが約28日周期で起きているのが月経(生理)です。

周期は人それぞれです。ずれたりすることも多いです。

痛み・・・

月経での辛さは痛み・出血ではないでしょうか。

これは男性には理解しにくいものですね。

ふかふかベッドが壊れ、外に出そうと子宮がギューッと収縮します。血流が悪くなり炎症もおきます。勝手に血がでてきて汚れます。

よく腸や胃が収縮してギューッと痛むことがありますが、あれがずっと続いていたり、炎症の痛みが続くのは想像を絶するものでしょう。。。

PMS(月経前症候群)とは?

最近よく聞くようになってきた言葉ですね。

月経の3~10日前より症状が出現する、精神的・身体的症状です。

  • イライラ・抑うつ・怒りっぽい
  • 乳房痛・頭痛・体のむくみ

が症状としてみられ、月経開始とともに症状が減退・消失します。

明確な原因はわかっていませんが、ホルモンの変化と中枢神経への影響が考えられています。

大部分の人が月経前に何らかの症状が出ていますが、日常生活に支障がでるのは2~10%と言われています。

自分では歯止めが効かないイライラ、それに対する自己嫌悪なども重なり非常に不安定な時期となります。

辛い月経が来る前から辛いなんて考えたくもないですね。

痛み止めや漢方、低用量経口避妊薬などを使用することで対症療法を行うことができます。しかし、完全にはよくなるわけではないようです。。

男性の役割は??

昨今女性主体な世界になってきていて、性について考えることも多くなってきていますね。

女性が活躍するからこそ、女性特有の変化を男性も考えていかなければなりません。

私は看護師として毎日のように女性と仕事をしていて、思うことがあります。

① 女性はとても辛い。頑張りすぎて倒れた人もいました。

② 女性の体の変化に対して男ができることは少ない。

③ 「生理だから」を振りかざす女性はいるが、大変な人は歯を食いしばってる人が多い。

ですね。特に②ですね。

ではやることですが。

  • 仕事の役割を再分担。
  • 女性のトイレ時間、休憩はある程度許容する。
  • 暖かい飲み物を用意する。
  • 察したら過度に荒立てない。
  • 絶対に茶化さない!

ですね。ポイントは察したらさりげなくフォローすることです。

負担を減らしてあげることもそうですが、子宮は筋肉なので冷えると固くなり痛みが強まる傾向にあります。温めることが大切です。

月経は性に関することなのでとてもデリケートです。

知られたくない、恥ずかしい。と思う人もいると思うので察してください。ホルモンの乱れで心身が乱れています。

絶対に茶化さないでくださいね

痛み止めを用意しておく!ナプキンを用意しておく!腹巻を用意しておく!などは気持ち悪いと思うのでやめましょう。(私は痛み止めを常備しているのでよくあげてます。笑)

 

今回は以上になります。

なかなか分かりにくいことだと思いますが、どうでしょうか。

さりげないフォローと言ってますが、症状・辛さは千差万別です。なかなか難しく、男性にできることは本当にすくない。。

自分の大切な人も苦しんでいる。それをまず理解してあげることが寄り添うための一歩だと思います。

まずは第一歩を踏み出して「優しいダンディー」さを磨いていきましょう!

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