コロナ禍での手洗いの方法~しっかり洗って感染予防~

こんにちは。たかとです。

世界がウイルスと戦いだして時間が経ち、手洗いの意識が上がってきていると思います。

しかし、手洗いをしっかりおこなえていない現状があると思います。

食事前の手洗いや、トイレ後の手洗いなどをよくみるのですが

ポイントだけがうまくできているということが多いと思います。

時折こんな人をみかけませんか?

・液体せっけんを手にだして

・こすりながら水でジャバジャバ

・手全体をこすって、流しておわり

行程としてはやっているかもしれませんが、効果は期待できませんね。。

今回は【効果的な手洗いの方法】を勉強していきたいと思います。

ポイントは

  • 泡でしっかりあらう
  • 泡を出すための水洗い
  • 皺を徹底的に
  • 手首まで!

の4つです!

では行きましょう!!

泡でしっかりあらう

現在飛ぶように売れたアルコール消毒液・次亜塩素酸水は細菌やウイルスを除去するのに効果がありますが

これは補助的なもので、一番大切なのは流水+石鹸による手洗いとされています。

手や消毒をするところに汚れが付いている場合は

汚れに消毒液が遮られ、汚れのした・汚れの中の菌には効果がないのです。

流水下で汚れ・菌流し落としながら

石鹸で消毒することできれいな状態を作れるのです。

石鹸は天然素材の界面活性剤です。

石鹸の泡を細かく作ることで手についている脂分を取り除き、汚れを浮かしとります。

そして殺菌成分(大体混ぜ込まれてます)で殺菌します。(強くはない)

つまり、泡で汚れと菌を浮かしとり流水で流していくことが石鹸手洗いで大切になります。

洗った後にアルコール消毒をすると効果が最大になります。(ラビング法といいます!)

泡を出すための水洗い

まずは厚労省が出しているコロナでの手洗い方法についてです。

一般的な手洗い方法ですね。

これに30秒以上、60秒以上行う!というのが入ると思います。

これは泡がしっかりと出ていること前提だと思ってます。泡が出ないと界面活性効果がでないからです。

皆さんも経験があるとおもいますが、手が汚れているとき泡立たないことがありますよね。

上手く泡を作るにはある程度手をキレイにしておく必要があります。

アルコール消毒を使っている人は成分のカスが結構たまって、意外と汚れます。

なので、まず流水につけながら10秒ほど洗って手の汚れを取る。

その後石鹸をつけて洗っていくという風に洗ってみてください!

皺を徹底的に洗う

皺は汚れが一番残っているところです。

これは看護師として毎年ブラックライトでの手洗いテストをやってきたから言いますが

一般の方で皺まで洗っているのは見たことがありません。。

これのポイントは手を前後にこすり合わせるのではなく

手を上下にこすることです。

皺の沿ってこすることで汚れがしっかりとれます。皺をごしごしなぞっていくのです。

この方法でブラックライトで高得点をだしました。

また親指の付け根は皺が多いので親指を握ってぐりぐり回すのが良いです。

手首まで洗う

最近は皆さんやられていると思います。

手首は意外といろんなところに当たります。

特に寒くなってくると袖口の汚れは多くなり、感染経路にもなります。

手首と思ってるとあまり洗えないことも多いので

前腕の1/3を洗う(肘より先)

という意識があった方がいいと思います。

 

今回はここまで。

手洗いは日本人にとっては身近なものですが意外としっかりできていない現状があります。

洗い方をマスターして感染症を予防しましょう。

特に腸炎などは手洗い・調理道具の殺菌で防げます。

子どもの時から生活の一部にしていきましょう。

ではまた。。。

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